こんにちは、あまねこです(=^x^=)
私は28歳の時に心を壊して休職した事をきっかけに、”ラクにいきたい”と決心。その後、お金を貯める為に転職し、お金と暮らしを整えてきました。
その結果、約3年で資産900万円まで貯める事が出来ました。
現在は一旦仕事を辞め、質素に暮らしながら新しい働き方を模索しています。
苦しさを抱えながらも、その仕事から離れられないという人も多いと思います。
離れられない原因の一つが、やはり経済的な不安だと思います。
今の仕事を辞めてしまったら生活が出来なくなる。
仕事を辞めたとしても、今の暮らしを継続できるか不安。
それらの不安により、たとえ苦しさを抱えていても抜け出せない循環にハマります。
先ほど前述しましたが、私は28歳の時に心を壊して休職しています。
原因は色々ありますが、大きかったのは仕事に対する苦しさでした。
当時は部門の管理も行なっていた為、自分がしっかりしなくてはと思い、必死になっていました。
ですが、頑張りが空回りしたり、上手くこなせない状態が続き、苦しさが徐々に大きくなり、遂にそれらが爆発し、心を壊してしまいました。
私の経験から言うと、苦しさを我慢してまでやるべき仕事は存在しないという事です。
だからこそ、自分自身を壊してしまわない様に、苦しい事からいつでも離れられる状態にしておく事が大事です。
その為にも、お金と暮らしを整える事が必要であり、土台を作っていく事が大切になります。
心を壊した私がしてきた暮らしの土台作り
私自身がしてきた暮らしの土台作りは以下です。
1、身の回りの物を8割手放した
2、月8万円以下の生活費に抑えた
3、生活自給スキルを磨いた
4、生活防衛資金を蓄えた
5、税金や国の制度を勉強した
6、正社員時代に副業を始めた
7、少額から資産運用を始めた
順番に紹介していきます
(1)身の回りの物を8割手放した
物を手放す事で、身も心もスッキリした事を今でも覚えています。
当時の私は新車を乗り回したり、衣服も沢山買い揃え、漫画やアイドルグッズを買い漁り、便利だと思えばすぐに買ったりしていました。
ですが、楽しい記憶もあれど、それらもまた自分の暮らしを圧迫する存在になっていました。
その為、休職をキッカケに、それらを全て手放す事にし、最終的には約8割の物を手放し、最低限の家具家電だけにしました。
その時に、自分は物に縛られていたのだと分かり、それ以降は自分が把握できる分までしか物を所有しないと決めました。
身軽になった事で、引越しもラクになり、物欲も減って余計な支出も減り、身も心も軽くなりました。
(2)月8万円以下の生活費に抑えた
苦しい事から抜け出せない原因で大きいのが、やはり生活費の高さです。
生活費が高ければ高いほど、今の状況から抜け出すハードルも高くなります。
だからこそ、生活費を徹底的に抑える事ができれば、生活が破綻するリスクも減ります。
私の場合は、社宅のある会社に転職したり、通信費を格安SIMに乗り換えたり、食費の節約の為に自炊を始めたりとした固定費の節約をしてきました。
結果、一人暮らしであれば、月8万円以下でも十分に生活できる事を知れました。
ここで大事なのが、別にその生活をずっと維持する必要はなく、月8万円以下でも自分は生活できるという事をただ知っておく事が大事になります。
今は生活費が高くても、もし収入が減ったり、仕事を辞めたとしても、月数万円の生活に戻ればいいと考えられる状態とそうでない状態では、暮らしの安心感が違います。
極端でなくても良いので、自分が心地良さを感じられる範囲まで、生活費を下げてみるのが良いと思います。
(3)生活自給スキルを磨いた
生活自給スキルとは、お金に頼りすぎずに、自分の生活や暮らしを成り立たせる力です。
例えば、外食やコンビニ、高級な食材に頼りすぎずに、安めの野菜や肉で美味しい料理を作れる様になったり、お金を使って娯楽を得るのではなく、ブログを書いたり散歩に工夫を加えたりして、自分で娯楽を生み出すなどです。
また、もし日々の暮らしで困り事が生じたとしても、解決の為にすぐにお金を使おうとせずに、今あるもので代用できないかと、自分で考えて工夫する事も生活自給スキルです。
お金に依存した暮らしでは、苦しい仕事から抜け出すハードルは高くなります。
その為、お金に頼りすぎずに、自分の力で暮らしを成り立たせる力を身に付けるのが必要になります。
(4)生活防衛資金を蓄えた
仕事を辞められない要因に、貯金が無いことが挙げれます。
貯金に関しては、とにもかくにも、まずは徹底的に節約をして、生活防衛資金を蓄えることが大事です。
貯金はいわば自分の生活を支えてくれるライフラインになります。
その為、無収入でもしばらくは暮らせたり、もし病気や怪我で働けない状態になった時の為にも、半年から1年分の生活防衛資金を蓄えることが大事です。
そして、更に生活費も下げておく事で、無収入でも暮らせる状態がより長くなる為、貯金と生活費を下げるのはセットで考えた方が良いと私は思います。
(5)税金や国の制度を勉強した
仕事を辞めて無収入になったら生活ができないと思ってしまいます。
ですが、たとえ無収入や失業したとしても、生活のセーフティネットとして国の制度があります。
社会人の時に払っていた雇用保険を使えば、失業したとしても次の就職先が決まるまでの間、失業給付としてお金を貰うことができます。
また、職業訓練給付金を使えば、お金を貰いながら学校に通って新しいスキルを磨く事もできます。
もしそれでも生活が立ち行かなくなったとしても、生活保護という最低限の生活ができる制度も活用できます。
これらを実際に使わないにしても、それらを知識として知っておくだけでも安心感に繋がります。
(6)正社員時代に副業を始めた
苦しい仕事から抜け出せない要因には、収入先が会社に依存している事があります。
会社に勤めてさえいれば、毎月安定してお金が得られます。
ですが、収入先が会社1本だけでは、苦しさを抱えていても会社から抜け出す事ができなくなります。
その為、私の場合は、正社員時代に自分でお金を稼げる様になろうと副業を始めました。
副業としてはリスクの低いメルカリやブログを始め、ブログに関しては3年程続けていました。
結果としては、ほとんどお金を稼ぐ事はできませんでしたが、自分の力で1円でもお金を稼げたという経験は自分の中で大きかったと思います。
もし会社を辞めたとしても、継続していけば自分でお金を稼ぐ事ができるかもしれない。もし稼げなくても、生活費を抑えていれば、正社員でなくともアルバイトなどで生活を維持する事はできる。
副業をする事は、そういう選択肢を増やす事にも繋がります。
(7)少額からでも資産運用を始めた
老後や将来への不安もまた、苦しい仕事から抜け出せない要因の一つです。
ですが、今の時代は終身雇用も難しくなり、定年まで会社にいられる時代でもありません。
また年金支給年齢もどんどん後ろ倒しになっていくし、年金は貰えるけど十分な額は貰えないかもしれません。
だからこそ、国も推奨している通り、自分で資産を運用する事が今の時代には必要です。
その為、まずは少額からで良いので投資を始めてみる事。
私の場合は、正社員時代につみたてNISAから始めて、毎月の余剰資金を積み立てていました。
また、キャッシュフローを増やす目的で、米国高配当株も始め、配当金による不労所得を増やす事で、少しでも暮らしに安心感を増やしていました。
なので、少額からでも良いので、まずは慣れるという意味でも投資は始めた方が良いと思います。
終わりに 仕事を辞めたければ何よりも土台を固めよう
苦しい事から離れられないのは、暮らしの土台が不安定だからです。
生活費が高すぎる。貯金も十分にない。お金に依存した暮らしをしている。物が多すぎて圧迫感がある。税金や国の制度を知らない。収入先が会社だけ。老後や将来への不安が大きい。
それらの不安要素が大きいと、ますます苦しい仕事からは抜け出せなくなります。
だからこそ、仕事を辞めたければ、まずは暮らしの土台を固める事が最優先になります。
苦しさを抱えて大変だとしても、なんとか踏ん張ってお金と暮らしを整えていきましょう😌